オリジナル選手ピックアップ
 
 第12回 コンバート(2)
   
黒沼 敏一 (遊撃手) 右投/右打  

静岡県出身。自身は投手をしていたが、野球の名門校に入学するものの、選手層の厚さの中でなかなか投手としての存在をアピールすることができず、逆に左投手に対する勝負強さを買われて高2の夏に野手にコンバート。チームは高校3年生の時に全国大会に進出したが、地方大会、全国大会通じて何故か延長や乱打線が相次ぎ、準決勝で敗退するまで文字通りの全員野球を展開する羽目になり、彼も何度か守備からそのままマウンドに立った。
     スカウトのコメント     おすすめポジション:投手  
左への代打にはもってこいなのでしょうが……、どうもプロでレギュラーを張れるかというと疑問符がつきます。この前の全国大会では彼が何度かマウンドに立ちましたが、何でコンバートさせたのか疑いたくなるくらい良いコントロールしてましたね。
       
   
小林 明 (外野手) 右投/右打  

香川県出身。県下の強豪高校に入学するが野手としては万年ベンチウォーマー。送球だけはべらぼうに速く、チームの隠れ速球王と呼ばれており、高校の監督も一度投手へのコンバートを試みているが、あまりのノーコンっぷりに結局断念している。しかし、彼が3年生の夏の地方大会決勝、延長のうえ信じられないアクシデントが相次ぎ投手が一人もいなくなってしまい、急遽ベンチでただ一人残っていた彼が登板することに。本人曰く「頭が真っ白で何も覚えていない」とのことだが、気がついたときには全国大会進出を祝う祝福の輪の中にいた。
     スカウトのコメント     おすすめポジション:投手  
はっきり言ってしまうと野手としては「そこそこ」止まりの選手でしょうね。むしろ彼の価値は「投手」としてです。凄まじいノーコンだって、それなりに修正できるかも知れません。とにかく、私はあの速球を捨てたくないんですよ。