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選手の特徴
皆さん、こんにちは。「野球つく★番長」の馬場です。

以前のコラムでは、今作にて実装しております、OPS、WHIPなどの選手の力をはかる「指標」に関して書かせていただきました。
そして、このような「評価指標」の考え方と出会ったのは、2002年のことですから…もう、6年前になりますか。

もちろん、野球をデータから関心をもち、分析されている方がこの日本にもたくさんいらっしゃいます。
それを生業とされている会社の方もいらっしゃれば、趣味で自己のサイトで様々な見地を紹介されている方もいらっしゃいます。

「野球」

というのは、多種多様な成績が算出されるスポーツなだけに、解釈も評価もいろいろできるということです。

さて、10周年をむかえる「野球つく」ですが、わたしが最初にこの、選手の評価を様々な切り口でおこなうという考え方に出会ったのは、とある雑誌で、セイバーメトリクスの大家、

Bill James

の著作、

「Win Shares」

を紹介していたことに端を発します。この書籍自体は、2002年刊行で、

Win Shares = 勝利貢献(数)

という評価ポイントで選手を一元的に評価できないものか?という試みがまとめられた大作です。
今でも、購入は可能ですので興味のある方は是非ごらんください。もちろん、英語です(笑)。

これは、投手、野手にかかわらず、いかにチームが勝つために「貢献」しているか?を評価する指標です。
どういう式で評価されているのか?は、前回のOPSやWHIPほど単純ではないのでこのスペースだけでは、ご紹介できません(笑)詳細は、ご自分で確認してください。

なぜ、このWin Sharesに注目したかといいますと、「野球つく」を応援してきてくださる皆さんには良くご理解 いただけると思いますが、このゲームにおける1つの醍醐味、それは、

「トレードを駆使して自分の目指すスタイルのチームをつくりあげる」

ところにあると思います。もちろん、他球団からの移籍よりも、新人を獲得して自分のカラーに染め上げて育成していくことが楽しい!とおっしゃっていただけるユーザさんもいらっしゃると思います。もちろん、それは、それで、別途楽しんでいただける要素を盛り込んでいるわけですが、育成に関してはまた、別の機会に。

で、その「トレード」を公平に、しかも球団間の戦力が偏ってしまわないように、また、不当な評価をされてしまわないような「評価基準」を探し続けていたのです。そこで、目にとまったのが、このWin Sharesだったわけです。

もちろん、このWin Shares自体は非常に複雑で、且つ、元とすべきデータ量が膨大ですので、家庭用のゲーム機で再現することは困難です。ですが、イメージで参考とすることができることはたくさんあります。
特に、投手と野手の間の評価をいかに、そろえていくのか?というのが大きな課題でした。
そういう意味では、結果的に、Win Sharesとは似ても似つかぬアルゴリズムになっていますが、この本からうけた「刺激」は、わたしが、「野球つく」をつくっていく上では非常に大きなものでした。

「ここまで野球を考えている人が世界には、いる」

という事実に打ちのめされたという感じでしょうか。たとえゲームであっても、野球は野球。もちろん様々な異なる環境はありますが、多くの野球ファンの皆さんに満足していただけるように日夜情報集めや研鑽をしているわけです。

将来的には、ゲーム発信で、選手の評価を決定付ける切り口、なんてのも世の送り出せる時がくるかもしれません。

ちなみに、Win Shares のアメリカでの歴代累積順位は(2001年の時点。この本が書かれたのは2002年ですからね)

1位 ベーブ・ルース
2位 タイ・カッブ
3位 ホーナス・ワグナー
4位 ハンク・アーロン
5位 ウイリー・メイズ

と、やはり、スーパースター中のスーパースターがリストアップされていますね。
それでは、今回はこれまで。押忍!


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